PM-BOXについて

期待できる効果

1.なぜこの商品サービスを開発したのか?なぜ個人毎の生産性が必要なのか?

 

-個人の生産性 見えるの?-

プロジェクトを進める上で、さまざまな課題が発生します。
仮にプロジェクト全体におけるフェーズが90%終了し、残フェーズが10%である場合、プロジェクトの進捗は本当に90%でしょうか。
プロジェクトでは最終段階でスコープ対応もれや、品質担保の問題が発生することがあります。
予期せぬ工数がバッファ工数を上回った場合、そのプロジェクトは赤字プロジェクトとなってしまいます。
その遅れの原因が個人の生産性によるものか、プロジェクトによるものか明らかにする必要があると考えました。
 

2.仮にプロジェクトが順調であった場合、見積によるものだったのでしょうか?

 

-その生産性 本当?-

個人の生産性によるものだったのでしょうか?あるいは見積精度によるものだったのでしょうか?それらを正しく評価する必要があります。
プロジェクトの成功要因 (外部要因、内部要因)
外部要因 予算が多かったため利益がでた、スコープが縮小された
内部要因 見積が適正であった 生産性が高かった(適正配置、スコープ明確、コミュニケーション良好、品質)
EVMグラフと遅早理由で見せる化できます。⇒詳しくは生産性ページをご覧ください
 

1.2.の課題は働き方改革(同一労働・同一賃金)に直結しております。

 

-働き方改革は生産性で評価するの?-

PM-BOXは働き方改革のお役に立てるタイムマネジメントサービスです。⇒詳しくは 生産性ページをご覧ください
 
リモートワークにおける個々の生産性を見せる化
1日の計画が明確であるか?1日の実績がどうであったか?その理由は? ⇒詳しくは 無料トライアルでお試しください
8時間の業務を10時間で行い2時間の残業代を支払う従来型「時間量測定」から、今後の働き方改革では、8時間の業務を6時間でできる人を評価するための「時間質測定=ものさし」が求められるのではと考えました。
8時間の業務時間の標準化が必要となります。それをPM-BOXで解決いたします。

背景

-PM-BOX開発のきっかけ-
ある社内進捗会議で管理者「現状の進捗率は?」⇒開発担当者「90%です」。
その時点で進捗率90%の工数と残10%の残予定工数が同じでした。
つまり進捗率90%は出来高ベースでは50%でした。
開発担当者はフェーズまたは予算の全体消化率を進捗率90%と報告したことで現場で情報の齟齬が生じました。
 

目的

社内の進捗会議で日常的に使われていた「ほぼ、大体」の撲滅を図るためには、「ほぼ、大体」個々の主観を客観(数値化による事実認識の共有)に変える必要性がありました。
そこで「実績出来高(分子)÷予定出来高(分母)」で正しい進捗率を算出するPM-BOXを開発いたしました。
 
また働き方改革によって業務に対する時間品質の向上が求められるようになりました。時間品質の向上が生産性の向上につながり、同一労働同一賃金の評価基準とすることができるようになると考えました。
特にリモートワークでは個人の生産性にばらつきがあります。見えにくいリモートワークでの一人ひとりの生産性を数値化し、正しい評価基準とすることが必要になりました。
 

-before-

Aさんは8時間かかる仕事を10時間かかっています。
Bさんは8時間かかる仕事を6時間で終わらせます。
 

-after-

これを見せる化しませんか。
この評価により生産性の高いBさんにインセンティブを与えることが可能となります。これを見える化から見せる化に変えていきませんか。
 
いままでの上から見る見せる化には限界があります。
これからは下から現場状況や自分の強みを自主的に見せる化する時代に入りました。
 

目標

-PM-BOX開発思想-

開発思想は大きく3つあります。(1. 数値化・グラフ化・色別認識 2. 見せる化 3. 時間伝票)
 

1.数値化・グラフ化・色別認識

当時ITプロジェクト進捗測方法の仕組みが普及されていなかったため、現場管理者の負担が大きくタスクごとの進捗を測る尺度が曖昧でした。そのため弊社はプロジェクトマネジメントの知識体系「PMBOK」の根幹となる「EVM」グラフ「実績出来高÷予定出来高=実績進捗率」を採用いたしました。
プロジェクト開始時に「WBS」=予定の森(大・中・最小タスクの三階層)に予定登録(予定出来高)を入力、これにより毎日の日報入力(実績出来高)で実績進捗率の算出を可能にいたしました。
 

2.見せる化

従来の見える化ではなく見せる化(現場社員が上司から聞かれないことも自律的に報連相を行う仕組み)により、上司が部下の日報承認を行う際にコメントを入れ、部下との双方向での情報共有化(対話)が日常化します。
 

3.時間伝票(商法登録 商願2007-109211)

2008年弊社で商標登録出願し認可されました。
会計では金銭の取引が発生した時に「伝票」を起票する。時間についても金銭の動きと同様に記録することで企業の実態をより正しく把握することが可能となり、経営の礎となります。弊社ではその理念に基づき「時間伝票」をつけ、習慣化につとめました。
かのドラッカー博士はこう言いました。「成果を上げるための第一歩は、時間の使い方を記録することである。時間が何に取られているのかを知り、非生産的な要求を退ける」と。
 
会計では金銭の取引が発生した時に「出金伝票」あるいは「入金伝票」を担当者が起票します。
時間についても、金銭の動きと同様に記録することで、企業の実態をより正しく把握することが可能になり、経営の礎となります。弊社ではその理念に基づき「時間伝票」をつけ、習慣化してまいりました。
PM-BOXという商品を通して「時間伝票」を広く社会に普及することが弊社の使命と考えます。
 
※時間伝票は(株)アイナスの商標登録です。登録第5181590号
 

-将来の普及活動-

「時間伝票」「業務標準化」を企業文化として広く市場に普及してまいります。